ハードなゲーム。
私の身長が低いのは、
体力がないのは、
手先も器用でないのは、
働き者でもないのは、
それらにコンプレックスを持って
克服するためではなく、
そんな愛しずらい私を、
私が愛することができるようになるためだ。
そんな愛しずらい私だからこそ、
私を愛してくれる人と出会えるためなんだ。
私が落ち込みやすいのも、
罪悪感を抱えやすいのも、
気持ちの切り替えが下手なのも、
人に気を使いすぎて
最後爆発してしまうのも、
それがどうしようもない欠点なわけではなくて、
その性質を変えようとするまえに、
そんな難しい私を、
私が許して受け入れて、
ふさわしい舞台を選んであげるためなんだ。
一見すると
マイナスでしかない個性をたくさん持った自分を愛するなんて、
ものすごく大変で、骨折りなんだけども、
この人生を生きるっていうのは、
本当の自分につながるというのは、
そういうハードなゲームにチャレンジすることなんだ。