すれっからし手帖 II

魂のわたしとして。

身体は失敗しない。

鬱っぽい時にやってはいけないのが、焦ること。

でも、鬱に初めてなった人や、何度かなってても基本鬱を否定している人はやりがち。

 

早く何とかしなくちゃ。

このままじゃまずい。

ずっとこのままだったらどうしよう。

 

焦りという思考、感情は、ものすごくエネルギーを使う。まさにアクセル全開だね。

 

ただでさえエネルギーが減っている鬱の時に、これやると一気にガス欠になる。こうなったらもう病院行くしかないから、初めての人には好都合かもしれないけども。

 

身体は本当に有能だから、私たちが余計なことをしないで必要なことをしていれば、ちゃんと元に戻ることをしてくれます。

 

余計なことは、焦ること。必要なことは、身体の声を聞くこと。

 

独断じゃなく、身体が要求する睡眠、休息、食事、運動、娯楽、に細かく細かく答えていけば、つまりエネルギーの材料となるものを必要なときに必要なだけ投入していけば、後のことは勝手にしてくれちゃう。

 

例外は、身体が死を決めている時、つまり寿命の時だけだよね。

 

身体は言う。

「わたし、失敗しないので」

本当にそうだと思う。